RB25用マニフォールド by 3UP / R34スカイラインパーツ共同開発品スタート

東京オートサロン直前に3UPさんを訪問。

http://www.e-3up.com/

3UPさんはとは数々のコラボパーツ、共同開発品があります。最近ではこのSR20ロングエキマニ。NAエンジン用のロングタイプは、レースカテゴリーなどでも有名でしたが、ターボ用のイメージが皆無(勉強不足の営業マン)。

SR20DET ロングマニフォールド by 3UP

具体的にいただいたレイアウト案でサンプルを製作。それを試してもらい、完成した商品はジワジワと人気がでて、発売から2年後、突然、売れ出し欠品状態が続いております。人気の秘密は、低中速トルクの改善。

「数100回転、トルクの立ち上げが速くなるし、太くなります。それと、従来のかん高い音ではなく、『ドドドドドドっッ』系のアメリカンサウンドなのも新鮮のようです」

他にも、車高調やメンバーカラー、サスペンションアームの構造変更書類の添付、リフトアップキットなど、共同開発品だけでなく、当社製品のアイデアも提供してもらっています。

今回、ご提案をいただき、共同開発に入るのはRB25用のエキマニ。

競技メインの時代は、スカイラインはエキマニも込みのフルキットのタービンを装着されていることが多かったようですが、最近は年式のせいもあり、純正マニのダメージが目立ってきており、純正マニの代替需要が高まりそうだとのこと。

先日お渡ししたばかりの試作品が、さっそく装着されていました。

「とりあえず、気になる箇所が4~5箇所ほど…」

うげっッ(汗)

お説教タイム突入~(笑)

装着の際の他の場所へのヒットなどの基本的な部分の指摘と…

排気効率アップのために、パイピングのレイアウトの変更を指示してもらいました。まあ、ワタシが作るわけではなく、現場の職人さんがすることなので、「ハイハイ、あー、できます、できます」と、どんどん安請け合いします(笑)

ワタシは異業種出身なので、ドリフトや競技には詳しくないのが幸いし、な~んに考えずに営業訪問して仲良くしていただいているのですが、3UPさんはドリフト最盛期を知る人なら誰もが知る人だそうです。そしてその三上さんの造ったマシンで、女性ドリフターの創世記を生み出した立役者の1人が、初代レディースチャンプ岡崎さん。

そんなことを知らないことが幸いし、先入観が無かったのがよかったのかもしれません。アフターパーツ業界の営業マンのくせに、アフターパーツの知識が欠如しているワタシが珍しかったのか、歳が同じだったからなのか、気がつくと関東出張の際には三上さんのお家でご飯を食べさせてもらい、宿泊している仲になっていました。

私が3UPの担当になって9年… 30代半ばのイケメンだった私も、白髪だらけのおっさんになりました。この3UPステッカーは、当社とのコラボ車高調が入っている証。初めて担当になったときの大仕事がコレ。コラボ商品って最近でこそいろんなジャンルであるので、「どうせ従来製品にステッカーだけ貼ってるんでしょ」と思うかもしれませんが、ガチです。

http://silkroad-jp.com/portfolio-2/suspension/project-suskit-rms

ワタシ自身が、コラボなんてそんなもんでしょ、位に思っていたので、途中で泣き出しそうなほど大変だった記憶が蘇ります。実際に使って納得できないとOKくれない人で、市販化まで2年以上かかりました。頻繁にテストを繰り返した3UPさんも相当なお金と時間と労力がかかったハズ。

この車高調、以外にもたくさん商品を共同開発しました。次回から一つずつご紹介させてもらいます。

表題のRB25用マニついては、3月末くらいに指摘部分を修正した最終サンプルの取り付け確認をすませ、5~6月からの発売を計画中です。

さて、今日はかなり遅いランチ(PM2時)をご馳走してもらいました。

埼玉県の川越の「寿製麺よしかわ川越店」

https://twitter.com/kotobukiseimen?lang=ja

去年から何度から連れてきてもらっていたのですが、今回チョイスしたコイツを喰ってびびりました。

福島県に初上陸! 日本一のラーメンを求めて!

個人的一位はこの記事で紹介した白河系ラーメン。

2018年最後の営業@九州 〆はやっぱりラーメン@尾道

二位以下は現在熾烈な争いを繰り広げています。

〇尾道ラーメン系

〇天理スタミナラーメン (奈良県)

〇麺場力皇 (奈良県)

〇和歌山とんこつ醤油ラーメン系

尾道ラーメンに加えて、これらのラーメンが個人的には熾烈な2位争いをしていたのですが、今回よしかわさんがここに入りました。

(個人的に一位は白河系ラーメンのままですが、あくまでアラフィフ、最近疲れていて、急に霜降り肉が食べれなくなり、赤身、豚肉、鶏肉を美味く感じ出した、おじさんサラリーマンの味覚と主観とご理解ください)

見た目の美しさは、ダントツ1位です。ラーメンは見た目も大事…

何度か食べにきているので、同じ味のはずが…

なんだ!前回と同じようで、違う!!!やたらウマイ!!!!!

三上さんも不思議そうでした。

「確かに味変化してますね」

醤油ラーメンは、本当に難しい。スタミナ系やとんこつ系も難しいですが、こういう淡麗系は出汁が繊細。

いやあ、驚愕。年末喰って感激した尾道ラーメンに似ているのですが、あちらが強烈なパンチ系だとすると、それを上品にした感じですが、ただ上品なのではなく、深いコクがあって、パンチ系に全然インパクト負けしない。ウマイ!

ラーメンも奥が深い… ここまでの出汁にたどり着くのに、一体どれだけの労力と時間とお金と情熱がこめられているんだろうかと思います。家で適当な材料と調味料でガンバって出せるものではありません。そんなレベルなら、口が肥えている現代人は、お金を出してまで外出して食べにきてくれませんから。

商品開発というのはどの業界でも同じ。手を抜けばすぐにお客様にバレてしまう。かといって、高級な材料をふんだんに使ったからといっても、良いものができるとは限らない。そういう意味では3UP三上さんのネチネチ指導は当社にとって素晴らしいスパイス(圧力)になっています。商品開発において妥協しない姿勢は当社モットーの「商いは飽きない」に通ずるものがあります。

次回はR34専用メンバーカラーをご紹介です。

R34/S15 専用リアメンバーカラー by 3UP 専用品はイイ事ずくめ!